協議会の活動

　2013年の夏期セミナーには、アジアを中心とした各国からの参加者を得て開催いたしました。
　講義では連日多くの質問が出され、講師と参加者による活発な議論が行われました。また、参加者によるグループワークでは、各グループがテーマを選び、セミナーの期間中に資料を作成し、発表を行いました。

☆知財高裁訪問の様子（http://www.ip.courts.go.jp/documents/thesis/thes_03/topics/topics_130927_01）
☆参加者の国籍：日本、台湾、中国、フィリピン、マレーシア、メキシコ

　当協議会は昨年、すべて英語による夏期知的財産連合セミナーを開催しました。これは、わが国の知財系大学院が協力して、アジア・新興国における知的財産高度専門人材の育成を推進するために開催したもので、今年も東京では8月26日から5日間、大阪では9月2日から5日間（※）、それぞれ開催いたします。

　東京での英語夏期セミナーは、世界知的所有権機構（WIPO）、日本知的財産協会、日本知財学会のご協力も得て、より多様なプログラムとなっています。日本の知財法や知財実務については、当協議会のメンバー校の教員が基礎編と応用編を講義します。また、グループ討論やワークショップ形式での講座も導入しました。最終日には、知的財産高等裁判所や特許庁の視察ツアーも組み入れています。
　本セミナーは、アジア・新興国の知財人材の育成を目的としアジア・新興国からの受講生や留学生を優先して受け入れますが、日本からの参加者も受け付けます。

（※）大阪でのセミナーは、大阪工業大学が正規科目の夏期集中講義として開催するもので、同大学の提携大学以外の参加には、科目等履修制度（http://www.oit.ac.jp/ip/graduate/curriculum/kamoku.html#5）による申込期限（2013年6月24日から7月6日まで）がありますのでご注意ください。